青雲太鼓



 平成8年には45名だった児童数も、平成17年現在は17名となった和井内小学校。そんな過疎化の中で、「夢と希望」を合い言葉に全校児童で取り組んでいるのが、我が校の宝「青雲太鼓」である。

 それまで学校にも地域にも太鼓は一つも無かったが、村内の学校や電力各社、百キロも離れた三陸町から借りて叩いたり、椅子と椅子の背に渡した竹を叩いたりして続けた。



   (今年度の太鼓リーダー)



練習風景

 その音は山に囲まれた和井内地区に響き、そして広がっていき、あちこちから招かれるようになった。そんな中で、平成8年11月、突然、「子供たちに太鼓を」と、「足長おじさん」から「青雲太鼓」の名前とともに贈られたのが、この太鼓である。

 今、全校児童17名全員が、伝統のバトンを受け継ぎ、練習に励んでいる。

今年もがんばってます。



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