鶴供養

鶴供養

昔、鉄砲撃ちが自慢の男がいました。周りがやめろと言うのを振り切って、飛んでいる鶴を撃ち殺しました。すると、その日から男の家族は次々と病に倒れ、ついには男も倒れ、皆明日をもしれぬ重病となりました。近所の人が占ってもらったところ、鶴のたたりだといいます。そこで男が鶴供養の法要を行ったところ、家族全員が快方に向かい、やがて全快しました。そこで皆が、浄財を出しあって、鶴供養の石碑を立てました。