仙北街道

仙北街道

坂上田村麻呂の胆沢城築城に伴い陸奥と出羽を結ぶ道として開かれたと言う歴史ある古道です。時代とともに経済・文化・産業の交易ルートとして賑わうようになり、江戸時代は胆沢区から奥羽山脈を越え、出羽の山北3群へ行く道を「せんぼく道」、逆に秋田県側では伊達領に通じる道であることから「せんだい道」と呼んでいました。旧道は現在の国道397号線の道筋に沿う部分もありますが、往時は奥羽山脈の峰を回り、川沿いの道を通る難所もありました。