散居

散居集落

田んぼや畑の中に、住宅がポツンポツンと散在して建っている集落のことです。富山県の砺波平野、島根県の出雲平野、そして胆沢平野が「日本三大散居集落」と言われています。散居集落の発生要因は種々ありますが、胆沢扇状地の場合、水が得られる場所や農業の発展とともに、火災の類を防ぐ社会的要因もあげられます。散居集落は日本の田舎の原風景とも言われていて、その景観をいかした町づくりが進められています。