粟野善知

1864(元治元)年旧南下幅村に生まれた粟野善知は、日清戦争の凱旋の帰途、石川県で耕地整理事業を見聞し、これからの農業経営に生かせると考えました。1902(明治35)年には念願であった耕地整理事業に着手し、宇南田から水沢境に至る畦畔改良し、さらに県下初の試みであった耕地整理事業の面積は314町歩に及び、1906(明治39)年9月に完工しました。