穴山堰

穴山堰

旧穴山堰は、胆沢川の馬留橋付近から市野々、萱刈窪を経て前沢区白鳥地域に水を引くため、今から450〜500年前に作られた胆沢扇状地に水を引き入れた最古の用水路と言われています。全長18kmの農業用水路で、平堰部分(開水路)と穴堰部分(トンネル)に大別され、告知穴堰部分は総延長約3kmもあります。

●栃木横番
この横番は、掘削土砂や堆積した土砂を取り除くために、作業用通路として使われたものと推定されます。
●武兵衛穴出口
現地盤より約4m掘削したところから発見されました。また、出口部では松丸太による平堰も発見されました。出口部分の壁面には、意味不明の記号が掘られております。