岩手ホスピスの会とタオル帽子ボランティアへの
メッセージ(平成2210月〜12月)




タオル帽子を受け取った全国の皆さんから当会に寄せられたメッセージの一部をご紹介します。

1昨年6月からスタートしたタオル帽子発送はこれまで 18000個に上っています。帽子を作る

ボランティアの皆さんに深く感謝申し上げます。



待ちに待った“タオル帽子”。急いで開けて見ると、90歳の母にぴったりの素敵な“帽子”。
思わず涙が出そうになりました。本当にあり
がとうございました。随分私の気持ちも和らぎ落ち着きました。
この様な素晴らしい活動が
もっともっと多くの人たちに知ってもらえたら、
悩み、不安を互いに共感し合い、希望を
持って前向きに闘病生活等を送り、また支え合うことが
できるのでは!と思っています。
ありがとうございました。(大阪府堺市)



10/29は私の誕生日です。病院のがんセンターの方から10/29にキャラクターの可愛いお
帽子をいただきました。
誰からもプレゼントをもらっていない私には唯一のプレゼントです。
心がうきうき、かぶっているだけで自然と笑顔になりました。若干(充分)うつ状態の私に
「大丈夫よ。あなたは一人じゃないからね。私たちがいつも応援してるのよ。笑顔を忘れないで」
とメッセージをいただいたと思っています。見知らぬ方々の心のメッセージをいただ
き、
またかわいいお帽子まで本当にありがとうございます。今の私には何のお返しもできま
せんが
「元気になる」「こころもからだも」宣言させていただきます。
すてきなお誕生日になりました。
(京都市)



※加藤様へ 今回は素敵なタオル帽子を送っていただきありがとうございました。初め抗が

ん剤治療の話をされた時、目の前が真っ暗になってしまい数時間泣きっぱなしでした。でも

周りの方に励まされどうにか立ち直ることができました。これから先髪の毛もどんどん抜け

て行ってしまいますが、このタオル帽子をかぶり前向きに治療していきたいと思います。

ありがとうございました。(宮城県仙台市)



※後藤さんのあたたかなメッセージとともに青い小花模様のタオル帽子が届きました。全摘

手術に続いて思いもよらぬ化学療法。体だけでなく心も疲弊していた所に、そっと私の傷に

寄り添ってくださいました。心よりお礼を申しあげます。ありがとう。(山口県周南市)



初めてタオル帽子を作りました。お裁縫のまったく苦手な私でも作れるんだと感動しまし

た。でもそれよりももっと感動!!したこと。それはこんなにもすばらしいボランティア活

動があったことです。11針に思いを込めて、使ってくれる方の喜ぶ顔を想像すると、つ

い油断してしまい針で指を刺してしまうほどでした。にやけていたと思いますよ!

(ホームページ「岩手にホスピスを願うみんなの掲示板」への投稿より)

(平成227月〜9月)



 二歳下の弟が二十歳の時「舌がん」になり、4ヶ月間苦しい闘病生活を送りました。
毎日はげしい痛みとの戦いに私たち家族は何の手助けもできず、家族みんなが苦しみました。
あの時ホスピスが今のように、少しでもあれば弟もあんなに苦しまずにあの世に行けたかもしれません。
岩手ホスピスの会の活動のご活躍、期待しております。(東京都八王子市)



   貴会のタオル帽子を頂戴し、すぐから使用させていただいております。
なんとも言葉では表現できないような・・・・天からの温かい恩恵が
皆様のお心とともに私の頭にくださったような気がいたし大変喜んでいます。
今後とも生かされている時間を大切に、天明の下るその時まで御用勤めをしていく所存でございます。
(愛媛県大州市)

   抗がん剤治療をしている65歳の者です。先日治療前に思いがけず帽子をいただきました。
厳しい病床で落ち込んでいる上に抗がん剤投与による脱毛などの副作用で私は希望をなくし苦しい生活を送っております。
そんなおり、緑色の丸型の帽子がふわりと私のところに来てくれ、私の心を喜びでいっぱいにしてくれました。
これをかぶるたび皆様の温かいお気持ちを思い、前向きに生きていきたいと思います。本当にありがとうございました。
(愛媛県松山市)

私は6月にがんが見つかりまして本日入院、明日手術を受ける予定です。
抗がん剤を使うのかはっきりとはしておりませんが、
加藤さんの作ってくださった表がガーゼ地で裏がタオル地の帽子が待っていてくれると思うととても心強いです。
こんな私でも人様のお役に立てるのならば、とホスピスの会に入会させていただきました。
ひと針ひと針丁寧に縫ってみたいと思います。(東京都武蔵村山市)


(平成223月〜6月)

  このたびは大変ありがとうございました。これで安心して入院生活ができます。
これからも私のような患者が沢山おると思い
ます。
希望と安心を送り続けていただきたいと思います。

(群馬県)

 いざ身内にがんになってしまったものがいて、初めてのことばかりで戸惑っていましたが、
このような会があって本当に助かりまし
た。(神奈川県平塚市)                    




メールをさせていただいてからわずか4日で型紙を送付していただき、
皆様の対応の速さに感動致しました。
明日早速友人の好きそうなタオルを選んで、少しでも心が元気になるように、
病気に負けずに回復できる助けになるように、一針一針願いを込めて縫ってあげたいと思います。
それができるのも皆様のおかげです。私一人ではできなかったと思います。
(北海道余市郡)

 がんの宣告を受けると心悩み苦しくなりましたが、
こうやって支えて下さる方々の努力を知ると、私も頑張ろうと思うようになります。
遠く岩手からのボランティアによって私のように助けられる方々がこの地にもいます。
重ねて感謝申し上げます。(山梨県立中央病院)

 脱毛のショックで外出も嫌になり、
またお客様が家に来て下さった時などあわててハンカチで頭を隠したりしていました。
先日大学病院へ治療に行きました時に、皆様が一生懸命に作られた帽子をいただき胸が熱くなりました。
本当にありがとうございました。(福岡県遠賀郡)




(平成221月〜2月)

 前略 お送り下さった型紙ですぐにガーゼタオルで帽子を作り、
病院の母の元に届け着用させました。
器用な母に
不器用な娘のはじめで最後になった手づくりの作品になりました。
母はそれを待っていてくれたかのように、その日のうちに息をひきとりました。
ずっと痛みでゆがんでいた顔も、最後は安らかな顔でした。ありがとうございました。
(兵庫県姫路市)

 入院して精神的に落ち込んでいるとき、心を込めて縫っていただいた、
きれいな帽子をいただきありがとうございました。心から感謝いたしております。
 元気になります。(和歌山医大)

 127日 1回目の抗がん剤治療が始まり、この2,3日髪がスルスルと・・・・
後何日か
で・・・・辛い、辛い・・・
群馬大学病院でタオル帽子をいただいてきました。
久しぶりに明るい気持ちで家に帰ってきました。
心からありがとうの気持ちでいっぱいです。
タオル帽子の明るい柄をみながら、前向きにガンバリマス。(群馬県前橋市)

先日病院で岩手ホスピスの会さんからのタオル帽子をいただきました。
見ず知らずの患者を勇気づけていただき、ありがとうございます。
岩手ホスピスの会の皆様のように支えてくださる人に感謝し、
前向きに生きていこうと思っています。(鳥取県鳥取市)

同じ科の看護師さんが手縫いでタオルの帽子をくれた。
気持ちがこもってて、すごく嬉しかった 
そして今、岩手ホスピスの会を知り、またタオル帽子をもらった。
本当に嬉しく、こんなに全国的に、私は一人でないと希望を持てた。
ありがとう。(和歌山医大)


(平成22年3月〜4月)

   こんな素晴らしい帽子はない!布団にはつかない。

着てるシャツにもつかない。すべてが解決した!

とにかくありがたかった!ノーベル賞もんです!

(宮崎大学医学部付属病院)

   このたびは可愛い帽子をありがとうございました。遠い岩手からと聞いて余計にうれしく涙が出てしまいました。昨日6日は今年初めての抗がん剤の日でした。いろいろな可愛い帽子を目の前にして何だか今日は楽にできるような気がしました。みなさんの暖かい気持ちは決して忘れないでしょう。私も頑張って少しでも誰かの役に立てるようになれたらと思っています。(北海道芦別市)

   素敵な帽子を送っていただきありがとうございました。さっそく姪に見せたところ、「かわいい!」の第一声でした。私が捜していたのもまさにこの帽子です。姪はつらい副作用にも耐えていますが、髪が抜けることをとてもイヤがっています。少しでも気持ちが楽になってくれればと願っています。そして今年の桜を見せてやりたいのです・・。ありがとうございました。(千葉市)

   帽子頂戴しました。周りの人たちが素敵ね!似合う!と言ってくださり、私も笑顔になりました。がんになって、抗がん剤治療も経験し、脱毛というショックもありましたが、帽子をいただき、私だけでなく一杯がん患者もいて、そしてその人たちのために少しでも力を、心を届けたいという優しい方たちも一杯いて・・・と。今まで感じることのなかった心が暖かくなる瞬間でした。(鹿児島医療センター)

   竹本さんがお作りになった帽子を私がかぶってみせると姉は「かわいいね」「その日が来るのが楽しみ」なんて前向きに治療する心の準備ができたようです。それを聞くとほっとした気持ちと、今後つらい治療を乗り越えてほしい気持ちと・・・これから竹本さんの作品を参考に作ってみたいと思います。(福岡県)

   今回の治療の時看護師さんからこの帽子を知らされいただきました。さっそくかぶってみると丸々顔の写真が撮れて思わず吹きだしました。自分で見ても明るい顔になって元気が出ました。点滴治療も楽に受けられ感謝しています。卵巣がんの末期と言われた私がまだ生きています。皆様の愛情を感じながら生活しています。(東京都荒川区)