がん患者サロン開設 岩手医大病院(河北新報、2009年4月8日)
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岩手医大病院(
サロンは病院3階の約28平方メートルの小部屋に設けた。利用は月―金曜日の午前10時半から午後4時半まで。看護師免許を持つ事務員1人が常駐。週4日は午後1時半から3時間、薬剤師、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士の4者が交代で、患者らの疑問などに答える。
運営面では月に2回程度、女性のみが入室できる日をつくる。スタッフとして「岩手ホスピスの会」(川守田裕司代表)などのボランティア団体がかかわり、支援する。
サロンの目的は(1)患者同士の親睦(しんぼく)(2)患者や家族への情報提供(3)相談機能―の3点の充実化。池田健一郎腫瘍(しゅよう)センター長は「ボランティアと連携し、患者が安心できる医療体制を整えたい」と話す。
岩手ホスピスの会の川守田代表も「院内で常時、患者さんと接する機会が増えることは喜ばしい」と期待している。連絡先は岩手医大病院019(651)5111。