【オープニング】


男鹿市職員による「なまはげ太鼓」。「なまけものはいねがぁ〜〜」

【特別講演: 林 信太郎教授(秋田大学教育文化学部)】


演題:「記憶に残る防災教育をめざそう −自助・共助のために−」
現在の学校教育では,子供が土砂災害について学ぶ機会がほとんど無い。
このようなことに危機感を持ち,災害防止を楽しく学べる教材を開発中。
また,多くの教員も自然災害の知識は乏しく,高校や教員養成機関での地学教育も重要である。

【パネルディスカッション: テーマ「お年寄り 早めの呼びかけ 一緒に避難」】


話題:「近年の異常気象と警戒避難の実態」
「前兆現象の活用」
「自主防災組織の育成」
「災害時要援護者の円滑な避難」

人的被害のあった箇所では,ほとんど避難勧告が出ていなかったことが問題点の一つに。
行政は課題の解決に向けて対策していくが,
行政からの避難勧告を待つのではなく,住民自身が自主的に判断することが必要。
そのためには,
危険箇所を認識し,自然災害の正しい知識を身につけ,的確に行動するための高い意識が欠かせない。

【パネル展示】


平成16年・17年の土砂災害発生箇所事例,秋田県澄川・赤川温泉土石流災害などのパネル展示

【平成17年度 土砂災害防止に関する 絵画・ポスター・作文】


左側4点:国土交通大臣賞受賞作品(ポスター,絵画部門)
右側6点:事務次官賞受賞作品(ポスター部門)
国土交通大臣賞は次でご覧になれます。
http://www.mlit.go.jp/river/sabo/kisya/200601_06/060206/ref1.pdf

岩手県からは,次の2名が砂防部長賞を受賞しています(平成17年度)。
菅原千歳さん(西和賀町立川尻小学校4年:ポスター部門)
秋山和輝さん(花巻市立湯口中学校1年:作文部門)