<八雲の沢防災住民懇談会(平成18年2〜3月) 主催:釜石地方振興局土木部> 
釜石市は,平成14年7月10日〜11日に総雨量358mm(気象庁釜石観測所)の豪雨に見舞われました。松原町では土石流が発生し,不幸にも2名の方が亡くなっています。八雲の沢でも当時,沢の水が道路にあふれ,避難もままならない危険な状態でした。

八雲の沢では現在,土石流対策施設が計画されています。今回の懇談会は,行政と地域住民とが一体となって砂防計画を進めるために行われました。住民からは砂防施設のほか,緊急時の避難,平常時の利便性,高齢者への配慮など,生活者の視点から貴重な意見が出ました。また,住民自身が町内会主体の防災活動(自主防災)の必要性を再認識し,たいへん有意義なものでした。


<第1回 八雲の沢防災住民懇談会 (平成18年2月24日)>

【18:00 主催者との直前打ち合わせ】

【19:40 住民らによるグループごとの意見交換】

【20:30 グループ発表の内容をもとに、全体討論】

【20:50 岩手大学井良沢助教授(当NPO理事長)と学生による土石流災害の模型実演】


<第2回 八雲の沢防災住民懇談会(平成18年3月7日)>

【18:45 主催者から第1回懇談会のとりまとめと砂防施設素案の説明】

【19:15 グループ討論;行政職員などから補足説明を受け,素案をもとに討論。討論結果を住民自身が整理。】

【20:15 人が住み続けていける地域にしなければ! との意見】